grassNew Bent Grass Project Team

ニューベント インターシード報告 Vol.6
2021.10.02

2回目のインターシードを実施してから1ヵ月が経過しました。1回目は順調に発芽しましたが、6月~7月の高温・雨不足続き、生育に影響が出てしまいました。

夏場におけるここ数年の高温・干害は、全世界で起きている地球温暖化によるものでしょうか?秋田県のゴルフ場も干害の被害が出ていて、その後始末に張り替えをしたり、播種をしたり大変苦慮しているところです。

今季から事業化しているニューベントインターシードを実施する大きな目的として、この新種のニューベントグラスツアープロには次のような特徴があります。

 1.高温・干害に強い
 2.病気・害虫の対処性がある
 3.雑草(スズメノカタビラ)の侵入を防ぐ
 4.葉が細かく直立しているので、低刈りが出来る(早いグリーンが可能)
 5.葉身の色が均一で、綺麗な芝生に生え揃う

それでは10月1日現在のインターシードから4ヵ月経過後の写真をご覧ください。

①10番グリーン 一部干害のダメージが残っています

10番①

②10番グリーン

③11番グリーン 一部干害のダメージが残っています

④12番グリーン

光が薄くて色が出ていませんが、昨年のダメージより大幅に良くなっています。中央部に干害が有り、昨年は使用禁止にしていました。

⑤13番グリーン 大きな被害は見られません

⑥13番グリーン

⑦9番グリーン 干害が出たものの、少しずつ回復しています

⑧9番グリーン

グリーンの種子の成長はあと1ヵ月位続きます。

クローズまで、どれだけ新芽が出揃ってくれるか楽しみです。

11月上旬に、今回のプロジェクト3ヵ年計画の1年目終了の最終報告をさせて頂きます。

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