2回目のインターシードを実施してから1ヵ月が経過しました。1回目は順調に発芽しましたが、6月~7月の高温・雨不足続き、生育に影響が出てしまいました。
夏場におけるここ数年の高温・干害は、全世界で起きている地球温暖化によるものでしょうか?秋田県のゴルフ場も干害の被害が出ていて、その後始末に張り替えをしたり、播種をしたり大変苦慮しているところです。
今季から事業化しているニューベントインターシードを実施する大きな目的として、この新種のニューベントグラスツアープロには次のような特徴があります。
1.高温・干害に強い
2.病気・害虫の対処性がある
3.雑草(スズメノカタビラ)の侵入を防ぐ
4.葉が細かく直立しているので、低刈りが出来る(早いグリーンが可能)
5.葉身の色が均一で、綺麗な芝生に生え揃う
それでは10月1日現在のインターシードから4ヵ月経過後の写真をご覧ください。
①10番グリーン 一部干害のダメージが残っています
②10番グリーン
③11番グリーン 一部干害のダメージが残っています
④12番グリーン
光が薄くて色が出ていませんが、昨年のダメージより大幅に良くなっています。中央部に干害が有り、昨年は使用禁止にしていました。
⑤13番グリーン 大きな被害は見られません
⑥13番グリーン
⑦9番グリーン 干害が出たものの、少しずつ回復しています
⑧9番グリーン
グリーンの種子の成長はあと1ヵ月位続きます。
クローズまで、どれだけ新芽が出揃ってくれるか楽しみです。
11月上旬に、今回のプロジェクト3ヵ年計画の1年目終了の最終報告をさせて頂きます。