ゴルフのルールが変わります(プレー時間短縮が大きな目的です)

2019.02.08

2019年1月1日よりゴルフのルールが変わりました。
新規則は、ゴルフゲームをより分かりやすく、簡単にプレーすることができ、
これからゴルフを始めるプレーヤーにとっても理解ができるよう、大きく変更になりました。

①コースの名称
コースは、ティーイングエリア(現在のティーインググラウンド)・バンカー・
ペナルティーエリア(現在のウォーターハザードに変わる新しい概念)・
パッティンググリーンの
4つの特定のエリアとなります。
それ以外の所はジェネラルエリアと呼びます。

②距離計測器
原則として距離計測器を使用することができます。
一方、委員会はローカルルールで距離計測器の使用を禁止することができます。
距離計測器で計測できるのは2点間の距離だけであり、高低差その他のプレーに
影響する状況を計測することはできません。なお、距離計測器に色々な
計測機能が付いていたとしても、2点間の距離を計測する機能以外のものを
使用しなければ違反とはなりません。

③球を捜す時間
球を捜す時間は5分間から3分間に短縮されます。

④捜索中に球を動かす
球を捜索中に自分の球を偶然に動かしてしまっても罰はなく、
その球を元の位置にリプレースしなければなりません。

⑤ストロークした球が偶然に何かに当たる
ストロークした球が偶然に自分自身、自分のキャディー、用具、共用のカートに
当たっても罰はありません。

⑥パッティンググリーン上の損傷箇所
パッティンググリーン上の損傷箇所を修理することができます。
例えば、プレー線上のスパイクマークを修理することができます。
ただし、自然の凹凸やホールの摩耗を修理することはできません。

⑦ホールに旗竿を立てたままプレーすること
ホールに旗竿を立てたままパットをして、その球が旗竿に当たっても罰はありません。
つまりホールに旗竿を立てたままパットすることができます。このことは、長いパットを
残したプレーヤーが誰かが旗竿に付き添ってくれるのを待つ時間を短縮できるでしょう。

⑧バンカー内の球に対するアンプレヤブルの新しい選択肢
バンカー内の球に対するアンプレヤブルの処置に、現在の1罰打の処置の他に、
2罰打で球とホールを結ぶ線上でそのバンカー外の後方に基点を決めて、
その基点から1クラブレングス以内でホールに近づかない救済エリアに
球をドロップする処置が追加されます。

⑨球の取り替え
規則に基づいて救済を受ける場合は球を別の球に取り替えることができます。
カート道路、修理地、水溜まり、地面にくい込んだ球などの
罰なしの救済の場合であっても球を取り替えることができます。

⑩ドロップの方法
ドロップは膝の高さからドロップします。現在の肩の高さより低い所から
ドロップすることで球が大きく転がることを防ぎ、プレーの遅延を防ぎます。

あああああああああああああああ

以上は変更の一部ですので、
詳しくは JGAホームページにてご確認ください。

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